はじめに
1968年、ゾンビ界の巨匠ジョージAロメロ監督の映画「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」を皮切りに今日まで大量生産されてきたゾンビ映画
もはや半世紀以上も続く「ゾンビブーム」の中で数々の名作が誕生してきました。
今回はそんなゾンビ映画の中で個人的に面白くて好きなゾンビ映画5つを紹介したいと思います。
それではいっていきましょう!
「ドーン・オブ・ザ・デッド」

最初の1作品目は2000年代ゾンビ映画の王道的作品とも言える「ドーン・オブ・ザ・デッド」
原作は巨匠ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ(1978年)」のリメイク映画
作品概要は
「看護師として働く主人公アナが突如として現れたゾンビの魔の手から逃れ、避難した大型ショッピングモールで生き残った生存者と共にゾンビとの壮絶な死闘を繰り広げる…」というもの
また今作はゾンビが比較的すばしっこく走って人間を襲ってきます。
のろいが取り柄のゾンビに走ってくるのは怖いですよねw
ゾンビが走ってくる恐怖に加え、今作では映画冒頭主人公夫婦が感染者に寝込みを襲われるシーンがあります。
その襲ってくるゾンビがこちら、

初手で子供ゾンビを登場させるという恐ろしさw大人ゾンビよりも子供ゾンビの方が気持ち恐ろしい
そして今作はホラー的なゾンビの怖さも十分楽しめますが、ゾンビ映画の教科書としても楽しめるようになっています。
ゾンビ映画の王道的なパターンがふんだんに詰め込まれていて例えば
「最初は悪そうな奴が結局最期は良い奴だった」みたいな展開とかとかw
ゾンビあるあるを語る上で「ドーン・オブ・ザ・デッド」は避けては通れない映画になっているので、ゾンビ映画好きでまだ見ていない人は必見です。
「28日後」「28週後」

ゾンビ映画のウサインボルト!
28日後シリーズ!!
予告は28週後
最初に紹介した「ドーン・オブ・ザ・デッド」でもゾンビは走りますが、この28日後シリーズではゾンビが猛ダッシュ…
走るとかを通り越して全力疾走でゾンビが人間を追いかけます
この猛ダッシュゾンビが余りにも衝撃的過ぎたせいで、普段ホラー映画を見ても怖い夢を見ないタイプの自分でさえ、ゾンビに追い掛けられる怖い夢を見てしまったほどw

反則級に追い掛けてくるゾンビが怖い、反則と言ってもどれくらい反則といえば
例えるならサッカーの試合でハンドがOKになって、ボールを持ったままそのままゴールに突っ込むくらいに反則ですw
今風でいくとSTAY HOMEするし生き残る道はないですね…
「REC/レック」

スペイン発恐怖の一人称視点ゾンビ映画!
「何が起こっても撮り続けるー。」をキャッチコピーにした、全編主観撮影(POV)のゾンビ映画であるというのが本作の一番のポイント。
作品概要は
「未知の病原体が蔓延しゾンビが溢れるマンションに生存者が隔離され生き残りをかけた脱出を図る」
と言ったよくあるゾンビ映画ですが
映画の出だしから画面はドキュメンタリー番組調で始まり、主人公であるレポーターのアンヘラは取材していた消防隊と“マンション”に向かう事で悲劇に巻き込まれる
本編は事件現場に同行したカメラマンのカメラ映像視点に加えて、登場人物が変わるごとにその人物の視点で物語が進行していくことで
「まるで自分もマンションに隔離された住人の一人」
であるかのような没入感が味わえます。
ゾンビ映画のジェットコースターを乗っているような感覚でゾンビ映画を楽しめる作品です。
バイオバザード

「バイオバザード」といえばゾンビゲーム映画のビックタイトル!
1996年にカプコンから発売されたテレビゲーム「バイオバザード」が世界的にヒットしてシリーズ化
のちにミラジョボビッチ主演でハリウッド映画化したのが「バイオバザード(RESIDENT EVIL)」
余談ですが日本以外の国ではバイオバザードは総じて「RESIDENT EVIL(内に潜む闇)」と題していて、これは国外で既に「BIOHAZARD」が商標登録されていたためだとか…
話を元に戻して映画バイオバザードシリーズですが、初期作の無印「バイオバザード」以降「バイオハザードⅡ アポカリプス」「バイオハザードIII」「バイオハザードIV アフターライフ」「バイオハザードV リトリビューション」最後に「バイオハザード: ザ・ファイナル」
こう列挙すると物凄い数の作品数になって全部で6作になります。
その中でも断然面白いのが初期作「バイオバザード」
やっぱり初期バイオハザードがゾンビ映画として一番怖いw
もちろん続編の5作も面白いちゃ面白いんですけど、回を重ねるごとにゾンビがクリーチャー化するわ、アリスがドラゴンボール並みに超人化するわで、純粋なゾンビのホラー要素が薄れてしまっているのが欠点…
そして初期バイオハザードの何が怖いかと述べるとすればそれは
密室×ゾンビ
この組み合わせに尽きる
ゾンビが溢れかえった数百メートルもの地下にある極秘研究施設に閉じ込められるシチュエーション
想像はしただけで息が詰まる恐ろしさです
もし自分が主人公アリスの立場なら確実にションベンちびる自信があるw
劇中では記憶を失った主人公アリスはアンブレラ社の特殊舞台に連れられ行くも地獄帰るも地獄の地下研究所ハイヴに潜入します。
この一種の密室シチュエーションの恐ろしさは先程紹介した「REC/レック」と通ずる所がありますね
それらまとめて「ゾンビと一緒に閉じ込められちゃう系映画」とでも言いましょうかw
もちろん初期バイオハザードの名物的シーン密室レーザーカッターは何回見ても怖い

個人的には隊長サイコロステーキよりもこの場面が一番トラウマですね…

中途半端に指先が切断されて、見ればわかる、一番痛いやつやんw
こう思うとゾンビなんかよりもレーザートラップが一番怖いじゃないか?
結論:怖さ
「レーザートラップ>ゾンビ」
新感染 ファイナル・エクスプレス

韓国発のハイスピードゾンビ映画!
この映画もまたゾンビが走ってくるタイプの作品で、系統的にはワールドウォーZが近いですかね。
群れをなした大軍のゾンビが全力で追い掛けてきます。
ゾンビが全力疾走してくるスピード感もある一方で、物語は基本新幹線の中で展開して行き、密室内でジワジワ追い詰められるゾンビの恐怖も描かれていてゾンビ映画としてのバランスも絶妙。
それに加えて生存者である登場人物も魅力的なキャラクターが多く、ゾンビ感染のパニックの中繰り広げられる人間ドラマも見応えがありますねw
そして何と言っても映画ラストには感動して泣いてしまうという…
ぶっちゃけゾンビ映画の形を成した家族の愛情を描いたハートフル映画が「新感染 ファイナル・エクスプレス」だと思っていますw
まだ見ていない人は必見!
まとめ
今回は個人的に好きなゾンビ映画を5つ紹介させてもらいました。
紹介した作品は、ゾンビ映画好きの方ならほとんどが既に視聴済みなラインナップだったと思います。
自称ゾンビ映画好きとして抑えておいた方がいいゾンビ映画を5つにまとめてみたので、ゾンビ映画初心者の方はぜひこれらの作品をご覧になってみてくださいね。
今回は以上になります。
最後までご覧くださりありがとうございました!
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