今回は2008年6月8日に日本を震撼させた通り魔事件、「秋葉原通り魔事件」の記事になります。
この衝撃的な事件の内容は、犯人で現行犯逮捕された加藤智大(かとうともひろ)が秋葉原の歩行者天国に2tトラックで突っ込み人々を撥ね、後に持ち込んだ刃物で次々に通行人を襲い計17人を殺傷した凄惨な事件。
ニュース報道では、社会的に孤独でオタク気質の加藤智大がヤケを起こした事件とされているが、実はこの事件犯人とされる加藤智大の単独犯的事件と考えるには不自然な点が多すぎるのである。
そんな本記事はこの秋葉原通り魔事件が
「実は加藤智大の他にもう一人共犯がいたのではないか?」
とされるにわかには信じ難い内容となっていますが、
かといって陰謀論や都市伝説の一言では片付けられない、この事件が持つ複数の不審点をあげていきたいとおもいます。
返り血を一切浴びていない服
この写真を見てわかる様に
犯人である加藤容疑者の服には一切の返り血が着いていません。
犯行当時加藤容疑者が着ている服は淡いベージュ色、血なんて付きようものなら写真の画像の荒さに関わらず返り血が確認できるはずです。
なにより加藤容疑者は事件で17人を殺傷しているわけですが、2tトラックでの犠牲になった5名(うち3名死亡)を除けば、所持している凶器のナイフで12名(うち4名死亡)に襲いかかった事になります。
はたして、ナイフで12名に襲い切りかかって返り血を一切浴びずに済む事があるでしょうか?
犯行後警察に取り押さえられた加藤容疑者ですが、全く服に血痕が付着していません。
百歩譲って服にそれほど返り血が付かないにせよ、ナイフを持っていた袖口には血痕が付着してそうですが、この写真からも一切血痕は見られません。
しかも犯行当時の目撃者の証言では、加藤容疑者が馬なりになって被害者を刺し殺したとあり、そうであればズボンにも血痕が付着しているはずですが、こちらも一切血痕は見受けられません。
一方で、同じように通り魔事件として2018年に発生した「新幹線通り魔事件」で3人を死傷させた小島一朗容疑者が連行される場面を比較すると、そこにはズボンに大量の血痕がベッタリと付着しています。
使用された凶器はナタだそうですが、3人もの人に刃物で襲い掛かれば普通はこのくらいの返り血があって当然のように思えます…
この事から、「新幹線通り魔事件」を単純比較して12名をナイフで死傷したにも関わらず、加藤容疑者の服に血痕一つ付着していない「秋葉原通り魔事件」は非常に不可解。
この不可解な点に、辻褄を合わせるとなると加藤容疑者の他にもう一人あるいは複数の共犯がいたのではないかと考えられるのは必然です。
犯行時間の短さ
2つ目の不可解な点は、この「秋葉原通り魔事件」が17名の死傷者を生んだ事件に関わらず
犯行時間が2~3分
と極端に短い事です。
車両での犯行を差し引いて、12名の人々を数分という短時間で殺傷する事は一般的に困難なのではないでしょうか?
そして、事件を犯した加藤容疑者は見るからに細身な人物で一般的に運動が得意なようには見えません。
さらに被害者の中には警察官もおり、格闘訓練を受けたプロである警察官も含めて12名もナイフで襲いかかるには相当な体力が必要で、それを数分のうちに行うのはプロの軍人でも不可能だそうです。
刃物による犯行時間が丁度3分としそれを時間にして12で割ると、一人当たり15秒の犯行になります。
事件当時の目撃証言で興奮状態にあったとされる加藤容疑者が、一方で冷静に一人当たり15秒で次々と歩行者を襲ったとは普通は考えられません。
極端に短いナイフ
そして更にこの事件の不可解な点は、加藤容疑者が犯行当時持っているナイフが極端に短いものであるという点です。
事件当時、犯行で加藤容疑者が使用したナイフは長さ13cmのダガーナイフであったそうです。
しかし、被害に遭われた方で亡くなられた方の死因にナイフによる胸部貫通刺創とあり、これはナイフが胴体を貫通しているという意味です。
13cmと言えば大体スマホの長さ程度の大きさになり、そんな長さのナイフで31歳男性の胸部を貫通出来るのでしょうか?
さらに、仮に13cmもの短いナイフで胴体を貫通させたのだとしたら、どうして服の袖口にすら血痕が付着していないのでしょう…
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